2008年04月30日(水)                                  |   赤松珠抄子
車の横顔、美しい

住空間をメインにする仕事にしてから
世の中が休みの時が忙しい!
というサイクルになってきました。

このゴールデンウィークは、いつものことながら
春休みの時期におさまりきらなかった物件などで
休みなく働いています!
それでも今年は、とびとびのせいか
都内がそんなに空いている感じはしませんね。
これから、ですかね。

いろいろ材料など調達した帰り、
すっかり夜、屋上のパーキングに向かいました。
そこには、ウチの車だけがポツリ。

外壁のイルミネーションが上半分だけ漏れて
後光が差したような、
何とも感動的な光景が広がっていました。
時間が止まったような、静寂の中に浮かぶワイン色。

やっぱり、ウチの子は美しい!
どんなに疲れてても、一瞬にして元気になる一瞬!
これを見ると、また「頑張ろう!」と思えます。
この横顔、本当にいいですよねえ。
ほれぼれ、ほれぼれ。



せっかく綺麗な瞬間なのに
後ろの赤が邪魔…


そして逆からも撮ってみた


反対側は新宿副都心
そのキラキラより
遥かにキラキラしてる!

 2008年04月28日(月)                                  |   赤松珠抄子
滞っているWORKS更新

3月から、WORKSの更新ができていません…
いろいろアップしたい物件はあるのですが
ちょっと慌しく、進んでいません…

かつて、何度かHPを凍らせてしまっているので
ブログだけは更新して
HPは動かしていたいと思っています!

WORKSは、落ち着いてから
また月2回ペースで進めるつもりです。
夏頃、再開目標。

 2008年04月25日(金)                                  |   赤松珠抄子
ソウルの二度と行かない店

ソウルで行きたいお店があるということで
ランチを、ご一緒しました。
韓流ドラマ「チャングム」の料理監修をしている方の
お店「宮宴」で、宮廷料理だそうです。
お客様の7割は日本人。
やっぱりドラマの影響でしょうか…

ランチメニューは3コースあり、
メインがあわびの醤油漬けか、牛カルビ焼きのコース、
または宮廷コース(だったかな?)というもの。
私たちは、ちょうど3人だったので
一つずつ違うコースにして
「どんなものか見てみたいね」ということに。

ところが、オーダーを受けた後、
「この宮廷コースは2人からでした、変えて下さい」
と、お店の人が来ました。
そんなこと、どこにも書いていません!
焼肉は2人前から注文、とは聞いていたけど、これも?

先に言ってよ、と思いましたが
楽しみにしている依頼人を思うと…と、私が変えました。
それでホッとしていると、また! やって来ました。
今度は、
「宮廷コースか、それ以外か、3人統一して下さい」
「なぜですか?」
「料理が出る順番が揃わないので…」
「別に構いませんが」
「それは、こちらが困ります…」
って、お店の事情でしょう? 面倒なだけじゃないの?
どうも他の日本人は、そういうと変えてくれるようなこと
恥ずかしげもなく言っていましたが
お店として、そういう態度はどうなのでしょうか?

こういうやり取りを3回以上。
もう全員頭にきて、店を出ました。
二転三転、ひどすぎます! しかも日本人をナメている!
コース一つで、約3500円以上ですよ!
こんな店の接客状態、チャングムは知っているのかしら?

結局、ランチは北村の細い路地に入り、
豆腐の店に行きました。
湯葉状態のどんぶりと石焼ビビンバなどで
3人で、約2400円でした。
韓国語しか通じず、身振り手振りで注文して
結構、楽しかったです。
やっぱり旅はこれよ! ま、仕事だけど、これよ!
ここのオヤジの陽気さと
お客さんのオススメで味も気分も大満足!


北村と三清洞の間にある
「宮宴(クンヨン)」はヒドイ

 2008年04月22日(火)                                  |   赤松珠抄子
韓国らしい街並

昨日までソウルでした。
いやあ…とてもギラギラ暑かったです!

ちょっと気になるエリアがあり
早起きして出掛けてみました。
古い街並みが残る北村という場所ですが
再開発が進むのと同時に
その古い建物を保存する動きが遅かったのとで
どれくらいな状態が見てみたかったのです。

結果は、微妙に残念でした。
なんとか残ってはいても、形やデザインはそのままで
新しい素材で改装され、おまけにセコムやなんや
セキュリティのしっかりした門ばかりに…

時間がなくて、一部分しか歩けませんでしたが
もっと奥の方に、路地の間に、
実は古い佇まいは潜んでいるのでは…と思っています。
次回、再探索に行ってみます。

そして移動中に見かけた南大門。
グレーのパネルで囲われて…哀しい姿です。

古いもの、歴史あるもの、って
簡単に存在できるものではないのに、
なぜ壊したり、
ましてや燃やしたり…なんてしまうのでしょう。

北村を歩いていても
「この辺に、古い家が残っていませんか?」
と聞いたら、ほとんどの人に
「古いから壊してないよ。80年以上経ってるんだから」
というような返事でした。

本当の韓国らしい建物は
もはや地方にしかないのかもしれません…
いやいや…地道に歩いてみよう。

そういえば、あの「冬ソナ」のユジンの家も
北村エリアにあり、その戸建の家も壊されたようです。
日本語上手なオバサマが教えてくれました。
「階段は残ってるから写真撮る? 案内する?」
と、しつこかったですね…
日本人すべてが
ユジンの家を見に来ているわけではないので…



坂の上から見た北村エリア
左の家、邪魔だ…
そのデザインで建てる神経が
私には理解できない


囲われた南大門
周囲には工事の車多数スタンバイ


別角度の南大門
囲いの下の方には
いろいろ書き込みがある

 2008年04月16日(水)                                  |   赤松珠抄子
レトロトレイン

かたくりの群生地へ行く時に乗った秋田内陸縦貫鉄道。
真四角の車体に
まったく飾りのない無地1色の塗装が映えますね。
これが山間の中を走っていく姿、実に絵になります!
角ばった、ただただの箱のようなデザイン、
いいですよねえ、潔くて大好き。
懐かしく、時を経ているからこそだせる味わい、
味わい? オーラでしょうか…存在感がたまらない。

途中のマタギの里、阿仁合でちょっと寄り道。
その駅で偶然、揃った4色!
見とれてしまいました。

のんびりと時間をかけて、ひたすら移動。
どこにも行かなくても窓から流れてくる
景色や空気が、その土地の香りで包んでくれます。
そして、何となく降りた駅や街で、
誰かがデザインした、という主張がない
ただ立ちすくむ古い古い家やビルを見るだけで
静かな興奮が押し寄せてくるのが心地よい。
電車、乗っているだけで幸せに向かって行く気がします。



深い緑に黄色が浮かぶ
ほのぼのに出会えた瞬間


これが衝撃的な4色セット
大きな庭があったら欲しい…


こんな紅白2色の柄も
走っていました


 2008年04月15日(火)                                  |   赤松珠抄子
自生かたくり群生地

秋田は本当に、どこへ行ってもキモチのいい街でした。
昨年の今頃、ちょうど秋田の仕事が続き
月に1回は出掛けていました。

4月中旬、自生のかたくりが開花するという情報を聞き
角館から秋田内陸縦貫鉄道という
これまた私好みの渋い電車に乗って行きました。

予想では開花しているはずでしたが
雨が続き、まだ蕾が多く、ちょっと残念。
それでも何だか満開のかたくりが見たくて
数日後、東京へ帰る日に再度、訪れました。

何といっても自生ですから、
その迫力は可憐な花でもパワフルでした。
私が見たときは、まだ満開ではありませんでしたが
自然の中で生きている感じが漲っていました。

いつも思うのは、自然界のデザインの凄さ。
誰かが、わざわざ考えたものではなく
自然に、その形に、色に、バランスになっていく。
美術館には興味はないけど
やっぱり植物には、魅かれてしまう。

ここではボランティアで案内をしてくれている方が
本当に親切でした。
東京から来たと言ったら
携帯で開花状況を教えてくださいました。
だから、最終日にも見に行けたのです。
有難うございました。

この時期、秋田に行かれる方は
是非、覗いてみて欲しいです。


一番、咲いていたエリア
これが満開になったら…と思うと
また行ってみたくなる


なんともいえない
紫とピンクを感じる色彩
かつては、この花から片栗粉を
採っていたのだから…
美と実用を兼ねた花


可愛いおばあちゃまにも
会いました
なぜか犬はずっとカメラ目線


 2008年04月14日(月)                                  |   赤松珠抄子
レトロバス

先月に書いた男鹿半島のウニの話。
そこで思い出して、そのままになっていたバスのこと。

男鹿半島には地元のバスに乗って向かいました。
旅館では送迎してくれるそうですが
直行直帰で移動するのが、どうも苦手です。
地元にしかない乗り物にも乗りたいし、
気になるところでは降りたいし、
勝手気ままに動きたいので、なるべく一人行動。
そして乗るバスが貸切状態だったりすると
運転のオジサンと話しながら乗ってるのが好きです。

そして、地方の乗り物には、
古い型を丁寧に使っている感じに魅かれます。
これも、レトロなデザインで、角ばっていて
グリーントーンでまとめられています。
座席も、昔のスナックにありそうなテカリ気味の
グリーンの生地で、私的に満足の組み合わせです。

男鹿半島の夕陽を背に
ガタゴトとバスに揺られて知らない街を走る、
とても心洗われる時間でした。



ここがバス停
ちょっと贅沢なスペース


運転席の上にある扇風機
ここまでグリーンとは素晴らしい
懐かしいデザイン

 2008年04月05日(土)                                  |   赤松珠抄子
WORKS更新

3月に更新をしていました…
んんん…ちょっと、ボーッとしてましたね。

ピーターパンに出てくる「ネバーランド」がテーマの物件。
全体はナチュラルな家具で揃えて、
同じトーンのカラフルな7色を散りばめています。

ビデオをお借りして、何度も何度も見ながら
空間全体をネバーランドに見立ています。
大好きなシーンや登場する場所や動物などを
インテリアに落とし込んでいくと
本当に空気がキラキラしてくるようで
こちらも童心に戻っていきました。

お母さんの「夢に溢れた世界で育てたい」という想い。
そんな空間で育った子供たちは、
将来、どんな風になっていくのでしょうか…
ちょっと楽しみな未来です。


ソファの後ろには
色味を合わせて描いた絵


チェストの上には
お兄ちゃんの足跡をスタンプした
ラグーンの絵を飾る

 2008年04月03日(木)                                  |   赤松珠抄子
子供とサバイバル

仕事帰りに、久々に友達の家に寄りました。
そう、今は春休みなんですね。
子供たちがキャッキャッしていました。

学校に行かなくなると休みに疎くなり、
会社勤めを辞めたら曜日に疎くなりましたね。
仕事柄、土日に働くことも多く、
私の休日は、もっぱら平日、そして時々です。

途中でフルーツタルトやシュークリームを買ってみました。
私は、甘いものが全くダメなので
何を買っていいか迷いつつも
甘い香りに酔いそうになるので、結構、即決です。
イメージは、箱を開けた時に「わあ~!」って思えるような
色彩とデコレーション。
家の完成同様、開けた瞬間の感動を求めてしまいますね。

そして「わあ~!」が聞けたら、一安心。
子供は無邪気な分、嫌なものは嫌ですから、
ホッとします。

おみやげ買うのも、私的サバイバル。
毎回、違ったもので「わあ~!」を引き出そうと
スイーツの店にも詳しくなりました。
早く、お酒が飲めるようになると嬉しいんだけどね…


お兄ちゃん、いい笑顔
やっぱりチョコレートが
好きみたい


夢中な弟くんは指が…
でも小指ではないわね


食べ終わったら
見事な泥棒ヒゲが…