2008年04月25日(金)                                  |   赤松珠抄子
ソウルの二度と行かない店

ソウルで行きたいお店があるということで
ランチを、ご一緒しました。
韓流ドラマ「チャングム」の料理監修をしている方の
お店「宮宴」で、宮廷料理だそうです。
お客様の7割は日本人。
やっぱりドラマの影響でしょうか…

ランチメニューは3コースあり、
メインがあわびの醤油漬けか、牛カルビ焼きのコース、
または宮廷コース(だったかな?)というもの。
私たちは、ちょうど3人だったので
一つずつ違うコースにして
「どんなものか見てみたいね」ということに。

ところが、オーダーを受けた後、
「この宮廷コースは2人からでした、変えて下さい」
と、お店の人が来ました。
そんなこと、どこにも書いていません!
焼肉は2人前から注文、とは聞いていたけど、これも?

先に言ってよ、と思いましたが
楽しみにしている依頼人を思うと…と、私が変えました。
それでホッとしていると、また! やって来ました。
今度は、
「宮廷コースか、それ以外か、3人統一して下さい」
「なぜですか?」
「料理が出る順番が揃わないので…」
「別に構いませんが」
「それは、こちらが困ります…」
って、お店の事情でしょう? 面倒なだけじゃないの?
どうも他の日本人は、そういうと変えてくれるようなこと
恥ずかしげもなく言っていましたが
お店として、そういう態度はどうなのでしょうか?

こういうやり取りを3回以上。
もう全員頭にきて、店を出ました。
二転三転、ひどすぎます! しかも日本人をナメている!
コース一つで、約3500円以上ですよ!
こんな店の接客状態、チャングムは知っているのかしら?

結局、ランチは北村の細い路地に入り、
豆腐の店に行きました。
湯葉状態のどんぶりと石焼ビビンバなどで
3人で、約2400円でした。
韓国語しか通じず、身振り手振りで注文して
結構、楽しかったです。
やっぱり旅はこれよ! ま、仕事だけど、これよ!
ここのオヤジの陽気さと
お客さんのオススメで味も気分も大満足!


北村と三清洞の間にある
「宮宴(クンヨン)」はヒドイ

 2008年03月15日(土)                                  |   赤松珠抄子
男鹿のウニ丼(秋田)

寒い中、男鹿半島まで行った時に食べたウニ丼。
地のものって、やっぱり美味しい。
新鮮なのはもちろんのこと、
その地で味わう、という何か違った感動もあります。
季節外れのウニでしたが、癒されました。

半島には、いくつかお店がありましたが
私が選んだのは「みさき会館」です。
外観がウニ色でしたからね、即決です!
店内は、オリジナリティ溢れる、激しいインテリア。
接客のおばさまもテンション高くて元気をもらいました。
違う世界に足を踏み込んだ感じ。

迷わず頼んだウニ丼。
一緒にビールも飲みたいところでしたが、
飲みすぎ注意、ウニをひたすらシラフで味わいました。
ウニは幸せの食材ですね。

一緒にきた小鉢の、生姜風味のタコや地海苔も
これまた食べたことのない味。
聞くと、非常に手間がかかっているものでした。
そういう愛情って、伝わるものですね。
おみやげに、その地海苔を買って帰りました。

岸壁と夕陽とウニ、最高の1日の終わりでした。


これが外観、見事なウニ色
気合を感じる一色


内観も何かを伝えたい
力がみなぎっている


癒しのウニ丼と地海苔とタコ
最高の組み合わせ
これで飲めたら言うことなし


海鮮メニューいろいろ

 2008年02月15日(金)                                  |   赤松珠抄子
リヨンでもサラダ

私自身、旅行をするなら絶対僻地、
または未知の国でないと興味がわきません。
なのでパリやロンドン、ニューヨークなど
仕事でなければ決して選ばない場所です。
よって、ちょっと時間が空いても
特別どこに行きたい、というのがありません。

今回は半日空いたので、
ランチをしにだけにリヨンに行ってみました。
新幹線のようなTGVという高速電車に乗って2時間。

古い街並みに、味わいある店が続きます。
店自体にアンティークな風情がありました。
「リヨンではソーセージでしょう!」
という日本語達者なフランス人に連れられ
ソーセージとサラダのある
インテリアも納得できる店を探しました。

窓越しに可愛い飾り棚などが見え、即決。
カントリーサイドの素朴な雰囲気と
家族経営のようなアットホームさ。
そして自分たちで少しづつ集めてきたようなモノが飾られ
時の経過が素敵なインテリアへと押し上げている空間。
なかなか心地よかったです。

料理も最高!
リヨン風サラダは温かく、半熟タマゴやクルトンが
絡み合って、苦味ある野菜も引き立ちます。
ソーセージは、1切れ頂きました。
プリッと歯ごたえがあり、赤ワインソースと
マッシュポテトと、抜群の組み合わせ。
そのポテトも、マッシュというより、
マッシュ風のポテトクリームグラタンという感じ。
これに赤ワインを飲んでしまったら
きっと動けなかったことでしょう。
それくらいワインにも合う、私好みの濃厚な味。

他にも、気になるメニューがあり
ここは、お酒が飲めるようになって
再び訪れたい! と思いました。
時間を気にせず、飲んで食べていたい!
フランス人でも「また行きたい」と言う、
まろやかに濃く深い、見た目も可愛い料理でした。



左下の台でパンをザクザク
大胆にカットしていた
何気ない飾り方ひとつにも
持って生まれたセンスを感じる


こういう空間に出会うと
長居をしたくなる
時間と共に成長している店内は
デザイナーがデザインしても
表現できない味がある


リヨン風サラダ
これで約800円ほど
ボリュームがスゴイ!


リヨン風ソーセージ
ソースは店によって様々らしい
ソースとパンだけでも十分!


 2008年02月13日(水)                                  |   赤松珠抄子
パリなのにサラダ

急遽、仕事でパリへ行ってきました。
年明けてから、食事をセーブしている私にとって
非常に危険な香りです。
ワインにチーズ、パン、エスカルゴ、カキ…
濃い料理が、この上なく好きなので…危険!

でも、慌しかったこともあり
余裕を持って、ゆっくりと食べる間もなく救われました。

最後に食べた食事はサラダのみ。
それでも日本に比べたらドレッシングが濃く
かなり高カロリーが予想されます。

日頃から、きちんと体調体質管理していれば
こんな時に、こんな苦しむことないよな…と思いつつ
今回は仕方がない、と諦めました。
勿論、飛行機もローカロリーミール指定です!
意外と、誘惑に負けず過ごせた数日でした。


サラダとはいえ、かなりの量
さすがに食べきれず


これは仔牛のクリーム煮
他の人が注文した料理だけど
写真だけ撮ってみました

 2008年01月17日(木)                                  |   赤松珠抄子
喉に効くカリン漬け

以前、TBS「ジャスト」で、お部屋改装をしてた頃、
毎月1回のペースで6年間続けたなかで
一度だけ、声が出なくなったことがありました。

朝起きて、恐ろしくなりました。
さすがに
変な汗だか何だかが背中をツツーーーッと流れましたね。

前日から、ちょっと調子が悪く
たまたま大家さんとそんな話をしていて
「長野のカリンは喉にいいわよ」
と、原田商店「花梨エキス」を頂いていました。

これ一瓶持ってロケに行き、
なんとか聞こえる程度には話せました。
異常な緊張感でした。

まわりにも迷惑をかけるし、
二度とこんなことがあってはいけないと思い
この「花梨エキス」を常備するようになりました。
でも、お味が私には、ちょっと甘くて…
とうとう自分の好みの味を作ることにしました。

ベランダでの家庭菜園、しかも鉢で育てていますが
嬉しいことに立派に実がなってくれます。
そして、危険な冬に突入する頃、
私のカリン漬けは始まります。

本当に、喉には最高に効きますよ。
これがあれば安心、の一品です。



これが私のカリン漬け
2~3瓶は漬けておく


これが実際に飲んでいた
「花梨エキス」
あの絶大な威力に感謝!

 2007年12月29日(土)                                  |   赤松珠抄子
初心忘年会

忘年会の週でした。
でも、仕事が終わらず時間内に伺えなかった会も…
スミマセンでした…

忘年会という名の、七夕のように、
年1回、必ず会って近況報告をする会もあります。
見事に、それ以外の364日は会いません。
それがもう5、6年は続いているでしょうか。
不思議な関係です。

私が学生時代からお世話になっている方ばかりで
20年近く経っても、常に私が下っ端です。
そんな感覚も懐かしく年に1度、明らかに初心に戻ります。
よって、場所や日程の調整は永遠に私です。

今回は、
「激辛カレーはじめました」というDMに心奪われ
これまた学生時代から知っている方の店へ。

恒例のシャンパンに生牡蠣、カワハギのカルパッチョ。
最高ですね!
生き返ります!

赤ワインの前に、例の激辛カレー。
いつも思うのですが、よくシメにゴハンやお米モノ、
またはパスタが出てきますが…なぜ?
最初に下さい!
ワインがなくなったら食べる気しないし
とどめに「米」って、重すぎて苦しいです。
美味しいワインと共に、私は頂きたいのです!

で、先にカレー。
でも、辛くなかった…
辛すぎて、誰も食べれなかったから、らしい…
残念…それがいいのに!
カレーシーズンが終わらないうちに、
絶対、私用に激辛にしてもらおうと勝手に思いました。

そして、濃い目の南アフリカの赤ワイン。
「建築家がやっているワイナリーのだよ」と選んで下さり
ラベルには家の図面の柄が…
何だか、嬉しい…来年も頑張ろう!
ワイン1本、いろんな想いがグルグルしてきました。

昔から知っているオヤジたちに囲まれて
近況を報告して、聞いて、来年の意欲に繋がる忘年会。
また来年、もっと良い報告をしたいな、と思いながら
今年、シメの忘年会となりました。



立派な生牡蠣
フライと迷ったが正解!


カワハギのカルパッチョ
シャンパンが進む進む進むう


再トライ勝手にしたいカレー
トロトロカレーは
赤ワインにもとっても合う


大好きな焦がしネギとエビ
毎日だって食べられる


大好き! トリッパ!
もっと辛い方が好きだあ!


 2007年12月13日(木)                                  |   赤松珠抄子
本むら庵、復活!

仕事の合間に出掛ける蕎麦屋が好きです。
だいたい遅いランチで15時頃、
六本木の「本むら庵」に行っていました。

少しの散歩と
人がいない静かな空間で、ちょこっと飲む時間、
そしてシメの蕎麦が、私なりの小さな気分転換でした。
それが・・・・・・
先月、出掛けたら閉店しているではありませんか!
しかもニューヨーク店も閉店だと聞いています。
何があったの本むら庵・・・と思っていました。
世界で一番、好きな蕎麦屋が近所から消えるなんて・・・
ショックで落ち着きませんでした。

この世界一好きな蕎麦を食べるには
本店の荻窪に行くしかありません・・・行こうか・・・
と、ふと、電話をしました。

なんと! 今月10日に!
六本木店もリニューアルオープンしたとのこと!
ニューヨークでなさっていた息子さんが帰国されて
六本木店を継がれるようでした!
メニューも一部、変わっている様子。
よかったあああ・・・閉店じゃなかったのね・・・
絶対、近々、行こう!

あとは好きなメニューが残っているか、どうか・・・
ニューヨークでは、絶対に雲丹蕎麦でした。
六本木では、先にビールとカリカリに揚げた蕎麦、
そして蟹を蕎麦と海苔で巻いて揚げた「磯揚げ」
辛子を付けた「鳥だんご」
もうちょっと飲む時は、蕎麦湯割とわさび漬け。
最後に、ごまだれ蕎麦。

いやあ、存在していることが分かっただけで幸せ、
何だか、お腹いっぱいになりました!


まだ行けていないので
HPの写真を借りました

 2007年12月11日(火)                                  |   赤松珠抄子
中華ちまき&フカヒレマン

ライターの方から頂きました。
中華街で見つけた、ちまきと元祖フカヒレマンだそうです。

何年ぶりでしょうか・・・もち米を食べたのは。
健康のために減量を意識し始めて
まず、中華に行くのは止めて、炭水化物を止めて・・・
と思うと、5~6年は経っているかもしれません。

お米、甘いんですね。
それにゴロッと入っている煮込んだ豚肉の味わいが
もち米に染み込んでいて、また一層、濃いもち米に。
たまに食べると、
料理本来の主張をド真ん中で感じるものですね。

先日、別の方に頂いた
ジャスミンとヒマワリ入りの緑茶と頂きました。
寒くなると温かいものに癒されますね。
いけない、いけない・・・
これを理由にまた食べてしまいそうなので要注意。
でも美味しかったです。ご馳走様でした。


竹の皮とヒモで包まれた
大きな中華ちまき
見た目も素朴さがある

 2007年11月22日(木)                                  |   赤松珠抄子
手放せない薬膳島ラー油

やっぱり辛いものは元気が出る。
事務所で食事をする日が何日も続いたり
何だかパワーが出ないとき
欠かせないのが薬膳島ラー油
ネットで「辛いもの」検索して見つけたものです。

私が愛飲(?)している、このラー油は小笠原産。
東京なんですよね。
でも、そんな感じのしない原材料です。

ウコンやアロエ、花山椒、グァバ葉が入っており
勿論、唐辛子も。これは父島産。
健康的に辛くて、花山椒がピリリとくるのが最高にいい。
これら原材料も実として、たっぷり入っているので
一緒に食べると刺激的で、幸せ。

このラー油を、いかに美味しく食べるかで
食事を選んでいるようなものです。
結果的には、ラー油を飲んでいるようなものです。
辛いもの好きには、たまらない逸品ですね。


このボトルの感じも好き
色やラベルの素材もいい


たっぷり薬膳材料が贅沢

 2007年11月16日(金)                                  |   赤松珠抄子
料亭旅館魚信3(広島)

建築、意匠と書いた、
この旅館の料理を最後に紹介します。
料亭旅館だけあって、実に美味しく、美しい。
瀬戸内海の味を満喫です。

日が暮れゆく海を眺めながら、波の音をBGMに
頂く食事の時間は、本当に幸せですね。

右の写真は、
夏に伺った時の料理の中から選んでみました。
一番上は、
苦手な煮付をやめて、換えて頂いた
「クジラ竜田揚、生野菜」です。
子供の頃、給食で食べた記憶があり
なんだか懐かしい感じでした。

次は、「タチウオアスパラ巻、小茄子 タラの芽」。
意外な素材の使い方が新鮮。
タチウオって、こんなにクリーミーなんですね…
天ぷらのパリッと感とアスパラのシャリ感が
一層、タチウオを甘くしているのでしょうか…

そして「生ダコ湯引き、青ズイキ 茗荷」です。
このタコは梅肉と、とても合いました。
白い部分もタコで、タコらしくない繊細さ。

最後に、「ウナギ茄子博多煮、オクラ銀あん 山葵」。
これまた、珍しい一品。
濃いウナギに山葵は勿論、合いますが
オクラのあんがトロトロと絡まって、また新食感。
オクラって言われなければ気付かない細かさ、です。

ほんの一部ですが
次にくる料理が楽しみでなりませんでした。
女将さんお手製の梅酒を頂きながら
最後に、大きな梅をかじりました。
酔いそうなほどアルコール度数の高い梅の実が
私には、いいデザートとなりました。

感慨深い料理と見入ってしまう意匠、
そして、ほんの一言でもキモチが通じる人との出会いが
一つになった時に、
空間も活き、記憶に刻まれていくのでしょう。


煮物を変更して
「クジラ竜田揚、生野菜」


油物「タチウオアスパラ巻
小茄子 タラの芽」


酢物「生ダコ湯引き
青ズイキ 茗荷」


蒸物「ウナギ茄子博多煮
オクラ銀あん 山葵」

 2007年10月30日(火)                                  |   赤松珠抄子
仕事合間の激辛休憩

仕事が詰まってきて、気分転換をしたい時、
激辛を求めて車を飛ばします。

一つの物件で何十時間も作業を続けるのは平気ですが
違った物件や仕事内容へ移る時のキモチの切り替え、
そして、同時にテンションをグワッと上げたい時、
よく三宿の「新記」に出掛けます。

ここは本場香港の香りがします。
ただ、内装は、2度改装してしまってきれい過ぎるので
昔の雑多な感じの方が好きですが…

必ず頼むのが「つゆなし香港麺の牛バラ」。
ここに山ほどの、唐辛子の実入りラー油をかけます!
最後は、ラー油に浸かっている香港麺になり
最高に元気が漲ってきます!
一緒に食べたことのある人は、みんな驚きますが
この辛さがたまらなくパワーになるのです。

そう、このラー油を美味しく頂くための香港麺。
行く度、ラー油のビンも、もれなく買って帰ります。
なんだか、近くにあると安心。
そして、今日も終わるまで頑張るぞ!


興奮のあまりブレている…
お店にあるラー油


これが「つゆなし香港麺牛バラ」
香港で食べた麺を
本当に思い出す味


美味しい瞬間!
ちょっとこれもブレてる?

 2007年10月14日(日)                                  |   赤松珠抄子
再び、蕎麦

ここ数ヶ月は、中国地方と関西方面の仕事が多いので
一度に効率よくまわれるよう、
出張のスケジュール調整をして行きます。

そんな合間に、訪れるのがゴハンの時間。
夜は、なるべく食べないよう、飲まないよう心掛け、
昼は、なるべく低カロリーのものを選んでいます。
まず、野菜だけのメニュー、なんてことはありえないので
私は、蕎麦屋を探します。

日本海側方面に行く時、
時間があれば、
電車に乗ってでも行ってしまう蕎麦屋があります。
米子駅から徒歩15分くらいでしょうか。
「そば上代」、かみだい、と読みます。
ここは
いろんな挽き方の蕎麦があり、自家製粉。
食べ方は、ざる、おろし、かまあげ、から選びます。
蕎麦好きは、きっと“ざる”なんでしょうけど
私は、“おろし”ですね。
そのまま食べ、そばつゆで食べ、おろしと食べ、
そして、ネギ追加、七味追加…と
順々に薬味も増やしていきます。
いつも、最後の七味が楽しみなんですが
ここでは不要、というより合わない感じがしました。
蕎麦自体に味わいがあって、
自然を感じる素朴な、
でも野性味あるワイルドさも秘めているのです。
質のみで満足できる蕎麦。

あとで地元の人に聞いたら
大元は、大山の麓にお店があって、
そこの水を使っているようです。
そして昔は、そばつゆでなく“水”で出していたらしいです。
なんだか、わかる気がします。
でも、水だけでは寂しいですかね…
今のスタイルでも、十分、蕎麦は生きていますよ。


細い路地を入った、外観
人が引きこまれるように
入ってきて、即満席


内観も素朴な和な感じ
この一瞬しか撮れず
慌ててブレてしまった…


「野上そば おろし」¥1200
石臼挽きの一番粉のみを使用


輝く蕎麦、幸せの瞬間
メニュー端にある1行
「焼酎蕎麦湯割り¥300」
に、いつも揺れる瞬間

 2007年10月11日(木)                                  |   赤松珠抄子
初、出雲そば

出雲そばを食べました。
小さな直径20cmあるかないかの、
ざる蕎麦のような朱色の器が、3段重ねでやってきました。
何だか、お正月の重箱のようで、
そばだと分かっていても楽しい気分になります。

食べ方を教わりました。
そばちょこがないと思ったら
出雲そばは、器の方にそばつゆをかけるようです。
慣れないので変な感じ…

あたふたしながら、2皿目で迷いました。
1皿目の上に重ねて置くのか、別に置くのか…
結局、手で持って食べつつ、
終わって1皿目の上に置きました。
折角のそば…次回は落ち着いて味わいたいものです。


「とろろ出雲そば」
はじめて見た
お重のようなスタイル


3段すべてに、とろろが!
こまめ、まじめな感じだ

 2007年10月04日(木)                                  |   赤松珠抄子
フムスに出会ってしまった…

京都の帰り、考え事をしながら歩いていたら
道を間違えた様子。
変な路地に入り込んでいました。

「あれれ…」と思った瞬間、目に飛び込んできたのは
「ファラフェルガーデン」という看板。
「ファラフェル」といえば、イスラエルのあのファラフェル?
てことは、私の大好きなフムスもあるに違いない!

フムスとは、ヒヨコ豆をペースト状にしたもので
そのくぼみにオリーブオイルをたっぷりかけ
パンと共に頂く、実に赤ワインがすす料理なのです。
本場の極上フムスが忘れられず
何度もイスラエルに行ったくらい。
なかなか良い味を出すのは難しいのです。
それが、京都で出会えるなんて…

お店は、本物のイスラエル人スタッフもいて
間違いなく本場のフムスを予感させるものでした。
道に迷ったせいで時間がなく、テイクアウト。
駅でフムスに合いそうなゴマ付きのパンを買い
帰りの電車はくと9号に飛び乗りました。
確か車内販売があったので
オリーブオイルはあきらめて、ワインなら…と期待。
でも、ビールしかありませんでした…

禁酒中ですが、
フムスに出会ってお茶、ってわけにはいきません。
ビールでよしとして、ウキウキ気分で包みを開けました。
が……
なにかの塊のようにカチカチ冷たい…
なんでフムスが凍ってるの?
きっと京都に住んでないと言ったので
気を利かせて冷凍したのを持たせてくれたのでしょう…

ビールを開けてしまった…
仕方なく、ゴマパンと変な組み合わせで
解凍する様子も見せないフムスを眺めながら飲むことに。
これまた、あっという間の3時間でした…


ここのフムスは
きちんとフムスだった
偶然会えて感動!
電車でワイン飲みながら
食べれてたら…もっと感動

 2007年09月12日(水)                                  |   赤松珠抄子
話題の宮崎炭火焼地鶏

飛行機が大いに揺れに揺れて…酔いました。
久々に、お酒以外に酔いました…
あまりに目眩がするので
打ち合わせの時間をずらしてもらうことに。

いくら相手が元弟子でも、アシスタントでも、
約束には変わりなく、
「酔った…」という不覚に情けなく、申し訳なく、
と、思いながら歩いていた羽田空港で
東国原知事のノボリが、はためいていました。
これは、手ぶらでは向えません!
宮崎には行っていませんが、
話題の「地鶏の炭火焼」「日向夏こしょう」を購入。

みんな満面の笑顔で、盛り上がり喜んでくれました。
よかった…買ったかいがあったというもの。

こんな時、
腫瘍ができた知事に対する師のコメントを思い出し、
毒舌だけど愛があるな、と、しみじみ。
地鶏で、はしゃぐ弟子たちを横目に
私たちも、かつて一緒に同じ方向に立ち向かい
濃い時間を過ごした独特の師弟関係は
永遠に変わらないな…と思っていました。
どこぞの、師弟関係の崩れた状態は考えられません。

今、ここに自分が在るのは
決して一人の力ではないのです。
地鶏のおかげで、昔、お世話になった方々の
お顔が浮かんできました。
久々に、電話でもしてみようかな…



噂の「炭火焼地鶏」
見た目も味も
とっても炭火焼感があり


「日向夏こしょう」は
焼き魚に合う味


ラベルには東国原知事
何だかピンボケでした…

 2007年09月10日(月)                                  |   赤松珠抄子
大山地鶏餃子

インテリアデザイン事務所なのに
なんだか、食べる&飲む話が多いですね…
とは思いつつ
地のモノは美味しいので…つい…

蟹寿司に続き、米子空港で見つけた「大山地鶏餃子」。
巷でいう「大山地鶏」って、鳥取県だとご存知でした?
「大山」だけが印象的で、
恥かしながら、どこの県など考えたことがなかったので
知った時は、ちょっと感動でした。
(そして、いつかは登ろうと思っています!)

そんな大山地鶏の餃子があるなんて!
あっさり味だけど、鍛えた感じの歯ごたえがあり。
米子市内にも、
美味しい大山地鶏のお店に連れて行って頂きました。
それはまた後日、紹介します!

とにかく大山地鶏は、
野性的な食感なのに、滑らかな引き締まり具合。
しかも、ダイエッターには嬉しい低脂肪。
かといってパサパサしているわけではなく、
逆に、お刺身で頂くと、トロリ感があるくらい。
これで、またワインが進む…
結局、美味しいものは、止められないのです。



「大山地鶏餃子」の
パッケージ


事務所で焼いてみた
けど…写真が悪いのか…
美味しそうに見えない…

 2007年09月08日(土)                                  |   赤松珠抄子
米子の蟹寿し

鳥取の米子空港で
日本的なパッケージを見つけました。
凛とした、気高さを感じさせるデザインです。
ちょっとした、お土産にも喜ばれそうな第一印象。
「米吾の吾左衛門寿し」の「蟹寿し」です。

事務所で縫製をして頂いている
おばさまがたが、ちょうど仕事の最中。
しかもみなさん、カニが好きだったような記憶が…

確かに、空港近くの境港はカニで有名なので
近郊の採れたてのカニで作られた
お寿司なら、さぞかし美味しいでしょう、と思い購入。

東京に戻って、早速、差し入れ。
「蟹寿し」は、
竹の皮に包まれ、カニ肉はぎっしり、
しかも、薄い薄い昆布に包まれていました。
感想を伺うと、
「カニが贅沢にのっていて食べ応えあり、上品なお味」
だそうです。
それは良かった!

デザインだけでなく、中身もちゃんと美味しいと聞くと
別のバージョンに挑戦したくなりますね。
他に、売り切れでしたが、「鯖」「鯵」もあるようです。
次回は「鯖」が、いいですね。
炙っていたら、もっといいですね。


パッケージの箱と竹の皮
渋さとモダンさが
共存している感じがいい


蟹寿し全景
薄い昆布が見た目にも
ほんのり香りも効いている


なかなかのカニ肉っぷり
切れ目が入っているので
切ることなく、食べやすく
崩れないのも美しい

 2007年08月27日(月)                                  |   赤松珠抄子
世は、せんべい気分

なぜか連続して、おせんべいを頂きました。
WEBデザイナーの光華さんに
広島みやげの「杓子せんべい」を、
インテリアスタイリストの橋本に
関東で一番売れていると絶賛の「黒胡椒せん」を。
なんだか暑いと、せんべいな気分になるのでしょうか。

日中、アシスタントが冷蔵庫で冷やして
バリバリ食べています。
その音が、なんだか郷愁を誘い、ほのぼのしてきました。
結果、音で涼をとれた気分。
そういう効果! なんでしょうか。
有難うございました!


「杓子せんべい」の中には
真っ赤な開運杓子も!


ゴールドの袋におせんべい
ハッシー、いち押し!

 2007年07月31日(火)                                  |   赤松珠抄子
料理の位置

美味しいものに囲まれるとワインがすすみます。
いや根本は…
美味しくお酒を飲むために料理がある、と思っています。

それが、菜食にすると飲まなくても平気です。
食がメインになって
食材の持つ味やパワーを感じながら食べているからです。
そのせいか、あれこれ調理しないで、
蒸したままか生が一番、美味しいと感じます。
不思議と、ほんの数日でも修行僧気分。

ただ、自分好みのワインと、それに合う料理があって、
それが落ち着く空間で揃えば、やっぱり飲むべき気分。
前田さんのところもそうです。
特に、ナポリタンがいい!
いつかは、
酔わないうちに味わってみたいと思っています。
絶妙な細麺と茹で具合、ほどよいトマト感と粉チーズ。
久々、ツボなナポリタンでした。
ここ以外にも、
奥深い激辛麻婆豆腐を食べに名古屋に行ったり…
とける焼肉を食べに米沢に行ったり…

料理とワインが一つ所に存在する幸せ。
そのバランスが、すすむか止められるかの境界線。
最近、境界線を越えてばかりなので
そろそろ強行禁酒をしなくては…大変なことに…


カウンターに座って
正面にはキラキラグラス


大好きナポリタン!
照明具合で上手く撮れない…


フォアグラと鴨たち
ソースがメイン?ってほど
濃厚ソース最高!

 2007年07月28日(土)                                  |   赤松珠抄子
初めての地はワインの薫り

住宅の仕事で米子に出掛けていますが
その地を心地よいと感じられるかどうかは
どのワインを飲むか?ではなく、誰と飲むか?が重要、
そんなことに似ている気がします。

先日も、誕生日だった私のために
依頼人のモトさんの仕切りで、豪快な夜を過ごせました。
やっぱり感動するのは、その想い…ですね。

さりげなく出された
炙って冷水でしめた引き締まった鯛と
フルーツトマトの前菜に
サフランソースで
「Happy Birthday」と書かれていました!
私は、甘いものが一切、ダメなので
まさか、こういうソースで書いて頂けるなんて!
前田さんは、とっても器用な美の料理人です。
それを裏で仕切っているのが
間違いなく、モトさんです。

そして、ここに来た時には、禁酒を忘れてしまいます。
この日は、
「シャトームートンの2001年」と「オーパスワン」でした。
この組み合わせに、ちょっと涙…
2001年のラベルのモデルとオーパスワンとの関係が
今の、この現状にいる自分たちのように思えました。
粋なワインとそのための料理は、
いつまでも、想いの中に残るものです。


仕事仲間と乾杯!
建築家の後藤さん(中)と
地元の松本組の種子さん


逆行でお顔が…
くりーむしちゅーの上田さんに
ちょっと似ている前田さん


これが感動の一皿
このまま持ち帰りたく
なるほど嬉しい一瞬


 2007年07月06日(金)                                  |   赤松珠抄子
納得の無糖ジャム

無糖製品には、こだわっています。
なかなか巡り会えないので
こだわりがいがあります。

毎朝、無糖ヨーグルトを食べるのに
ジャムを探していました。
これは調味料に比べて、意外とあるものです。
ただ、ジャムの詰め方への細やかさが違いました。
比較的、海外のものが多く、
さすがにビンやラベルは、かわいいです。
でも実際、食べてみると
上の方に粒がたまっていて、下の方がジャム状に。
うまくミックスされていません。

今、眼のことを考えて
「ブルーベリー」に絞って探しています。
そこで出会ったのが
「信州須藤農園のブルーベリージャム」です!
これは完璧です!
粒とジャムは、美しく混ざり合い、
どこを掬っても同じバランスなのです。
勿論、人工的な甘さはなく、果汁で甘さが出ています。
粒も、ほどよく存在があっていいのです。
これさえあれば、いくらでもヨーグルトが食べられます。

暑くなる季節、青果物は腐りやすいので
私は、このジャムで夏を乗り切ろうと思っています!


1箱に6個入り
1個は430g



小さいサイズもあるけど
すぐ食べてしまうので
大きい方にしている
さらっと美味しい!

 2007年07月03日(火)                                  |   赤松珠抄子
味噌と醤油、万歳!

ダイエットにはじまり、だんだん菜食になり…
と、突き詰めてしまうのが、どうも性分のようです。

今、こだわり、探し、試しているのが
砂糖を使っていない「無糖」製品です。
野菜をバリバリ食べるのに、塩やハーブ、レモンだけでは
ちょっと飽きてきて…別のモノを探すことに。
これが、意外と存在しないのです。
そんな中から見つけたのが
「味噌」と「醤油」。
「日本ってスゴイ!」と感心です。
よくよく考えたらそうなんですが、忘れていました…
どんなに低カロリードレッシングでも、
砂糖類、甘味料は入っています。
それが「味噌」「醤油」は、無糖なのです!
素晴らしい!

今は、味噌にシソやミョウガ、ゴマなど
薬味を混ぜてディップのようにして食べています。
醤油には、山ほどの唐辛子とレモンなどで
野菜だけをマリネにしています。
気分は、健康!



事務所用の味噌
容器が気に入らないので
移しかえている


醤油のある棚
黒い蓋が醤油瓶

 2007年06月26日(火)                                  |   赤松珠抄子
疲れた時のampm

先々週から慌しく、今週が最後のハードな1週間。
忙しいことは有難いことで、
いろんなことを巻き返せねば…と日々、頑張っています!

こういう毎日が続くと、困るのが食事です。
時間をなるべく多く確保したい時は
いちいち作っているわけにはいきません。
通常は、基本菜食なので昼夜共に作っていますが…
それは到底、無理な状況です。
そんな時は、仕方なくコンビニへ行きます。
早朝深夜、いつでも何かあるので有難いですよね…
事務所の周辺には、ほぼ全てのコンビニが揃っています。

でも疲れてきた…って時は、絶対に、ampm。
野菜中心のお惣菜が多くて、ほとんどが低カロリー。
もっと疲労が押し寄せてきたら、カロリー気にせず、
「ナポリタン」と「えびとブロッコリーのサラダ」。
ナポリタンにはチーズと黒胡椒をガシガシかけ、
さらにオリーブオイルをかけていただきます。
これが元気の源です。
高カロリーの炭水化物ですが仕方がありません…

この私の大好きな2種類を
何年も定番のように置き続けてくれている、ampm。
回転が早いコンビニで、素晴らしいです!
だから安心して、まっしぐら! なんですよね。
ただナポリタンは、トマトソースが増えているようで
私は不要。
ケチャップだけの昔ながらのナポリタンが理想です。

そして、トドメに「チョコラBB」を一気に飲んで
「さあ! やりますかあ!」


ナポリタンだけど
トマトソースが邪魔


えびとブロッコリーと
インゲンの彩りサラダ
こちらは117kcal


チョコラBBと
大好きな蓮茶


 2007年06月12日(火)                                  |   赤松珠抄子
果実酒の実

らっきょうを漬けることで、
あることを思い出しました。

もともとは、お酒大好きで、
お酒のない人生なんてありえませんでした。
最近、ダイエットで禁酒続行していて
すっかり忘れていましたが…
4年前、引越しと同時に、あるものを大量購入しました。
それが、久しぶりに見たら、
活き活きスクスク、非常に元気に育っていました!
忘れかけていたことは、ちょっとヒドイですが
この勢いに、元気をもらいました。

そう、果実酒を自分好みの味に作ろう!
と、思い立って、実のなる苗木を買ったのでした。
それが、もう立派に成長をしていて…
お酒ではなく、心を癒されました。
何だか、ボ―――ッと見ていたくなりました。
特に、徹夜明けの日差しが眼に刺さるような朝、
果実酒のために買った植物たちに
変なテンションをクールダウンしてもらい
穏やかなキモチを吹き込まれたようでした。
また、ちょっと寝て、
新たな気分で頑張ろう! と思えました。
これからは、「お酒のための実」ではなくて、
1本の「植物」として育てます! 
植物って、いいですね!


葉に埋もれて花が
咲いていたザクロの木


小さな実がなっている
カリンの木


ビワの木の葉は
薬用にも使います!


ローズマリーは
果実酒用ではなく食用
ポテトとソーセージと
蒸し焼きにしてビール!


 2007年06月07日(木)                                  |   赤松珠抄子
愛嬌のある、らっきょう

先週は、原稿とイラスト描きの日々でした。
本職はインテリアデザイナーですが、
自分の関わった物件やインテリアに関わる内容なら、
取材して頂くより、自分で書くことの方が多いです。
その方が早いし、ストレートに伝えやすいですからね。

今回は、いくつかが重なりました。
事務所作業なので効率はいいのですが、
媒体が違うと、目指す場所も違ってくるので、
気分を変えるために近所を散歩します。
でも誘惑が多くて、「ちょっと散歩」も大変です…
カフェに行けば、いい天気でビールが飲みたくなるし、
本屋に行けば、集中してしまって時間がかかる。
近所の雑貨屋に行っても、楽しくなって長居してしまう…
そこで、最近、無糖にこだわっているので、
スーパーに行ってみることにしました。

野菜も気になり見ていたら、
採れたての鳥取産「らっきょう」がありました。
らっきょうといえば、甘酢に漬けた瓶詰め。
でも、ここには初々しく、
ちょっと泥つき状態のらっきょうで袋が一杯でした。
思えば、市販のものは甘すぎてダメなので
これで唐辛子を効かせて、
辛いらっきょうを沢山、作ったら
いいおやつになるのでは…と思いました。
早速、買って帰り、薄皮剥いたり、と準備開始。
ちょっと楽しい! と思い満足しましたが
この日もまた、散歩以上に時間がかかってしまい…
夜中まで、作業は続きました…



昔から使っている
ホーローのボウルに


漬けてみました!
唐辛子が足らないかな…
10日後が楽しみ

 2007年05月13日(日)                                  |   赤松珠抄子
地域限定の料理

地方に出張に行くと、その地の古い建物は勿論ですが、
そこにしかない料理も気になります。
禁酒をしていなければ、
本当はお酒が一番に気になります…
風土や天候に合っていて美味しいと感じたり
採れたてだから鮮度が全然違ったり
東京では手に入らない味が、とても魅力的です。

先月、秋田でもそんな料理に出会いました。
時間もなく、一度だけ外食できる機会がありました。
現地の方に教えて頂いた「無限堂 大町店」。

外観と店内は、懐かしさを誘う雰囲気で気に入りました。
秋田料理と一般的な料理のバランスもよく、
1回だけの外食、または最初に秋田料理を知るのに
最適な一軒ではないでしょうか。

気になったのは「エゴの酢味噌和え」。
酢味噌の右側からのぞく黒っぽいのがそれで、
形はコンニャクのようですが、海草だそうです。
ボロボロコロコロと口の中で崩れるような寒天って感じ。
ダイエットと酒の肴には合いますね…焼酎かな…
「とんぶり」は、山芋とワサビに合わせるのが定番のよう。
「比内地鶏の皮の唐揚げ」は、実に肉々しい!
皮というには勿体ない、肉厚の身を食べているようでした。
これはビールが最高に合いますね。
何でしょうか…このアルコールを誘うような品揃えは…
美味しいと同時に苦しかったです…


無限堂 大町店の外観


和紙と木で落ち着く内観


エゴの酢味噌和え \420


とんぶりのお浸し \450


比内地鶏の皮の唐揚げ

 2007年04月17日(火)                                  |   赤松珠抄子
童心にかえるレストラン

画像の整理をしていたら、こんなものが出てきました。
インテリアや食器、料理、街角、もちろん鉄道も!
気になるものは、持ち歩いているデジカメで撮っています。
これは去年末、忘年会で訪れたレストラン「NINJA」
暗くて、よく見えないと思いますが、
店内も本当に暗くて、ある意味徹底しています。
はじめ店名を聞いたときに、間違っていない?と
不安になりました。今どき、ニンジャって…
でもその心が、よ〜く分かりました!
本当に、ニンジャの館でした!
俳優さんの卵でしょうか…みなさん真剣にニンジャでした。
席も、最後に全て見せて頂きましたが、
同じ空間が一つとしてなく、何度来ても楽しめそう。
ただ、泥酔すると二度と自分の席に戻れなさそう…
それくらい入り組んでいて、高低差があり、
時間や時代を忘れそうでした。
スタッフの方に伺ったら、設計は、
新横浜ラーメン博物館をプロデュースされた方だそうです。
さすが、アミューズメントパークの空気感が流れつつ
でもレストランとしての個室感ある設計は見事です。
どっちかにかたよりがちですが、バランスは良い感じ。
子供気分で、ホント、笑みがこぼれました。
料理もヘルシーなものも多く、菜食の私も大丈夫でしたよ。
店内空間は、写真では絶対に伝わらないので
特にココは! あえて撮りませんでした。
前情報なく、一度、体感してみる価値はあると思います。


アボガドメインの
野菜たくさんのサラダ


一番好きだったのが
温野菜の入った鉢の
まわりに味噌DIP


野菜のパスタ…
強敵炭水化物に悩み…
ちょっと頂きました!

 2007年03月06日(火)                                  |   赤松珠抄子
ベジタリアンになって初焼肉

お酒を断ち、早1年以上が過ぎようとしています。
それと同時に食生活も変わり、今ではすっかり菜食です。
そんな野菜メインの食事になって、先日、初めて
物件竣工のお祝いで焼肉やさんにご招待頂きました。
西麻布の游玄亭、夜景の綺麗な個室でした。
久々の焼肉で、もしやカルビに呼ばれるのでは…と
ドキドキしていましたが、いやいや全然大丈夫!
なんと野菜たちの充実していることか!!
それぞれにタレや味噌など、私の大好きな辛味も揃って
タレ類だけでも十分、楽しめました。
どちらかというとタレを味わうために野菜がある、
というくらいタレ、ソース、ディップが大好きなので
カルビの心配以前に、テンションが上がりました。
中でも、えごまの葉は感動。
独特の苦味が尾を引き、健康を噛み締めている気分。
一番好きな組み合わせは、甘みあるタレに辛味噌を入れ、
刻みネギをたっぷり加え和え、それを載せて更に
サンチュに巻いたものです。
我ながら、焼肉やでの斬新な野菜の食べ方に酔いました。
また、苦いものは体にいいような気がしてしまいます。
でも実際、韓国では食欲がないときなどに食べるそうです。
ベジタリアンに焼肉やは「有り」ですね。


六本木ヒルズと
東京タワー


えごまの葉と
野菜スティック


野菜スティックの
甘めの味噌


お洒落サンチュ

 2006年10月20日(金)                                  |   赤松珠抄子
凍る…ICE BAR

先日、取材がらみで
13年ぶりに知り合いに会いました。
(最近、そんな再会が、なぜか多いです!)
以前、編集者だった頃の先輩で
今は、文藝春秋の小泉剛史さんです。
いろんな意味で大きくなられていて
驚きと嬉しさと懐かしさと、いろいろでした。
早速、激辛韓国料理を食べに行き、
「次は…」という、13年前の流れに。
あの頃は小泉さんと朝まで飲んでいました…
でも、今は禁酒中。お酒を飲まない人って、
2件目はどこに行くのでしょう?
結局、近場で話題になったICEBARへ。
空間自体は、どうなっているのか
気になっていたので、あくまでも後学のために…

冷気が流れる空間は
本当に氷の箱! 氷のグラス! 氷のベンチ!
長く居れないので、素晴らしい回転率!
本場、スウェーデンのICEHOTEL
ほんの少し、垣間見れた気分でした。
フィンランドの建築家の友人が、よく
ラップランドに行ってきた!」という
話をしていたことを思い出しました。
そんな聞いただけの、地の果ての空気を、
イメージしながら噛み締めつつ、
ウォッカを飲まざるを得ない環境を
ちょっといいな、と思いました。
飲まないと、凍えたまま固まりそうなんです!


再会した小泉さんと!

 2006年10月13日(金)                                  |   赤松珠抄子
こんにゃくいろいろ

昨日は、高崎に出張でした。
新幹線での出張の帰路の楽しみは、
お酒を飲みつつ、ほろ酔いで帰ることでした。
でもここのところ、禁酒をしているので
初めて、ハッキリした意識のまま戻りました。
人間、やればできるものなんですよね。
それに併せて、食事も変わりました。
主に豆腐や蒟蒻、寒天、海草、キノコなどを
毎日、調理法を変えて食べています。
高崎といえば群馬、群馬といえば蒟蒻!
お土産店さんで、変わり蒟蒻を発見!
大豆を混ぜた「枝豆こんにゃくとうふ」と
豆乳で作った「ゆばこんにゃく」です。
食感や歯ざわり、味も変われば、
蒟蒻を楽しんで食べ続けられます。
前回、高崎に行った時には見かけなかったので
これで高崎出張の楽しみが一つ増えました。
さすが!蒟蒻の産地は違います!

 2006年08月17日(木)                                  |   赤松珠抄子
大混雑!ヨン様レストラン

先日、いつも裁縫をお願いしている
おばさまスタッフの皆さんと、
ヨン様の話題のレストラン、
高矢禮(ゴシレ)」を見に行きました。
予約はいっぱいらしく、食事はできないのですが
でも「一目見たい!」ということで、
“外観”を見に行きました。
ところが前情報の“白金”と“白金台”が
間違っており、相当、歩くことになりました。
それでも皆さん「歩くわ!」と、とても元気。
レストラン近くになると、どこからともなく
おばさまの数が増え、
流れにそって行けば自然と到着。
ヨン様ファンの底力に圧倒、恐るべしパワー。
でも皆さん、生き生きとした笑顔!
これだけの元気効果のあるヨン様は、
やっぱり凄いですね。

建物は、住宅街に突然、降ってきた惑星のよう。
手前には、韓国らしい塀があり、
その細工は細やか。木彫りの高い棒の鳥もあり、
ソッテという豊作と平和の祈願らしい。
入口には、ロゴの入ったオブジェがあり、
このロゴが、なかなか可愛い書体。
本格的な様子が伺えます。